Prof コラム2025.11.04
企業様との共同研究事例がCosmetic Science誌にて紹介されました。
この度、化粧品ODM企業である株式会社アンズコーポレーション様との共同研究の取り組みが、化粧品研究開発専門誌『Cosmetic Science』2025年10月号の「産学連携レポート」として紹介されました。リンク先から記事全文とサマリー動画を見ることができます。ぜひご覧ください。
■ 学部生の卒業研究から生まれた大きな成果
今回の事例として取り上げられた研究は、学部4年生の卒業研究として実施されたものです。 学生は研究期間中、高い熱量を持って取り組み、化粧品技術者会学術大会をはじめとする計4回の学会発表を行うことができました。さらに、そのうちの1つでは、学生の優れた発表に対して贈られる「若手優秀研究者賞」を受賞するという快挙も成し遂げています(過去ブログ記事参照)。これは、アンズコーポレーション様が大学研究における「教育」の側面にも最大限にご配慮くださった結果です。改めて深く御礼申し上げます。
■ お互いに実りある連携を目指して
企業様との共同研究に参画し、プロフェッショナルの視点に触れることは、化粧品業界を目指す学生にとって何物にも代えがたい貴重な学びの機会です。
皮膚研では、現在も多くの企業様との共同研究を推進しております。 単なるデータ出しに留まらず、企業様にとっても、そして学生・大学にとっても「実りある研究」となることを最も大切にし、今後も社会に貢献できる研究活動を行ってまいります。
(仁木)