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皮膚生理学研究室(化粧品)
研究室からの
お知らせ

ラボダイアリー2025.12.19

第9回幹細胞・細胞分化に関する合同リトリートで発表を行いました

先日、淡路島にて開催された「第9回幹細胞・細胞分化に関する合同リトリート」に、当研究室から3年生1名と大学院生2名が参加し、日頃の研究成果を発表してきました。
今回は、研究発表の内容はもちろん、リトリートならではの「学生交流」の様子を中心にご報告します。

そもそも「リトリート」とは?
「リトリート(Retreat)」とは、本来は「日常の喧騒から離れ、心身を癒し自分と向き合う時間」といった意味合いで使われることが多い言葉です。しかし、研究の世界での「リトリート」は少し意味合いが違い、合宿形式(または集中開催)で行われる研究発表会のことを指します。いつもとは違うリラックスした環境(今回は淡路島!)に身を置き、参加者が研究発表を行うだけでなく、専門分野の垣根を超えた深い議論や交流、そして新たな共同研究の種を見つけることが大きな目的となっています。

皮膚研からの発表テーマ
今回は以下の3つの演題について、発表を行いました。

• ブリーチ処理及びカラー処理による毛髪カルボニル化に対するアミノ酸の抑制効果
• カラー処理による毛髪カルボニル化に対するγ-ドコサラクトンの抑制効果
• 若年女性における出生時体重と現在の皮膚特性および栄養摂取状況の関連

毛髪のダメージケアに関する基礎研究から、出生時体重と皮膚・栄養の関連に迫る調査まで、当研究室らしい多角的な視点での発表となりました。

リトリートの醍醐味!学生交流が生む「化学反応」
今回のリトリートは、その趣旨に相応しく、「参加学生同士の交流」がメインとなるようなスケジュールが組まれていました。普段の学会では緊張してしまいがちな場面でも、合宿形式という少し開放的な空気が背中を押してくれます。皮膚研の学生たちも、自分たちの研究領域とは異なる他大学の学生の発表に対して積極的に質問を投げかけていました。また、自分たちのポスターや発表の前でも、他分野の学生や先生方へ一生懸命に自分の研究を紹介しました。「そういう視点があったか!」と気づかされる鋭い質問を受けて良い経験になったと思います。

同世代の研究者たちとの出会いは、学生たちにとって大きな刺激となったようです。
ぜひ、今後の研究に反映させてください!(仁木洋子)