ラボダイアリー2023.04.19
平尾哲二先生の最終講義を行いました
４月１５日に化粧品科学研究室 前教授 平尾哲二先生の最終講義を行いました。会場、およびオンラインで、化粧品業界、学内、さらには他大学の方にも多数ご参加いただきました。改めて御礼申し上げます。
最終講義では、平尾先生がこれまで取り組んでこられた「角層ワールド」の研究を非常に分かりやすく解説いただきました。加えて、基礎研究から製品開発への応用について、繋がりの大切さについてもお示しいただきました。ご講演の最後には、平尾先生のお人柄を表すように若手に向けて「たくさん実験してください。もし失敗しても、それでコツがつかめる。引出しをたくさん作ろう」といったメッセージをいただきました。このような温かいご指導に化粧品研の学生も導かれてきたように思います。
登壇された平尾先生 会場の様子
平尾先生は多年にわたり、皮膚科学分野において卓越したご研究を重ねながら、化粧品業界の発展、並びに大学での学生指導にご尽力されてきました。武庫川女子大学には2019年４月にご着任され、武庫女での化粧品教育科目のさらなる充実に努められました。当初は小規模であった化粧品科学研究室が現在では３０名を抱える大所帯となったのも平尾先生の運営手腕によるものであると改めて実感いたしました。お見送りするのは、言葉では言い尽くせないほど寂しい気持ちではありますが、平尾先生には今後も特任教授として、武庫川女子大学の化粧品教育や研究に携わっていただける予定です。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
化粧品研学生、卒業生一同からの花束と色紙の贈呈 平尾先生、本当にありがとうございました！
平尾先生、長年にわたる研究活動、本当にお疲れ様でございました。絶えず温かいご指導を賜りましたこと、化粧品科学研究室一同、心より御礼申し上げます。リフレッシュしていただき、今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
集合写真
化粧品科学研究室では、４月から渡辺先生を教授としてお迎えし、第２のスタートを切りました。引き続きご支援の程何卒よろしくお願い申し上げます。（仁木）