ラボダイアリー2025.12.05
中間報告会の優秀発表賞が決定!
こんにちは。渡辺です。
昨年から秋に実施している中間報告会の優秀発表賞表彰式を行いました。
今年は、最優秀発表賞、4年生奨励賞、3年生奨励賞を表彰しました。
谷客員教授、竹石講師、浅野助手とわたしで厳正に審査した結果、
最優秀発表賞は大学院1年生のM.F.さんによる
「アミノ酸を親水基とする界面活性剤の相平衡と化粧品への応用に関する研究
〜混合界面活性剤系の構築による会合体生成への効果〜」
M.F.さんは2度目の最優秀賞受賞です。化粧品製剤科学研究室の1期生なのでいつも最高学年、というラッキーもあります。高めの目標を設定して、自分を追い込んで頑張れるアクティブな面が上手くいっていると感じます。
4年生奨励賞はR.T.さんによる
「脂肪酸アルギニン塩の相平衡と泡立ち・メイク落ちの関係」
に授与されました。
R.T.さんの発表は、今回こそ受賞するぞ!という気合が感じられるよいものでした。
前回の発表会以降、わたしのところに頻繁に質問に来てくれていました。
努力が実ったと感じます。
3年生奨励賞はチームに送られます。K.K.さん、M.O.さんによる
「ポリグリセリン重合度と界面活性剤溶液系の使用性との関係」
に授与されました。
研究室に配属になったばかりなのに、面白い結果が出始めている点が評価されました。
受賞した皆さん、おめでとうございます。
以上の発表以外にもとても良い発表がたくさんありました。
そういったテーマにも次回は受賞の可能性があるのではないかと感じます。
要旨、発表資料、セリフや想定質問対策の作成など、大変だったと思います。
お疲れさまでした。
(化粧品製剤科学研究室 教授)
