トピックス2025.09.22
お詫び 大変申し訳ありませんでした!
先日、IFSCCのGALAパーティの会場からお送りした 超!【速報】IFSCC Congress 2025のAward受賞が発表されました – 化粧品科学 のブログのBasic Awardが間違っておりました。誤報を流してしまい、とても反省しております。
とはいえ、人間だからこそミスをしてしまう・・・ということで、仕事でミスを起こした場合に一番大切な、要因の掘り起こしを行ってみたいと思います。今回の誤りを引き起こした背景となることをリストアップしました。
最終原稿のチェックを怠った
今年はAward発表後のパフォーマンスの時間が短く、楽しいダンスパーティが早く始まってしまい、いつもなら行う最終チェックを「ま~ええか」という判断で行わなかったことが最大の要因です。最終チェックを怠るとこういうことになります。
TOP10の発表画面が見にくかった
TOP10のリストが画面で発表されてからwinnerの発表があるのですが、そのTOP10リストの文字が小さく、しかも解像度も良くなかったので、スマホで撮影した画像が読みにくかったのです。その上、発表されたリストには発表番号が記載されておらず、ブログに掲載するTOP10のリスト作成に神経を使い、そこで疲れてしまいました。この疲れが、最終チェックを怠った要因のひとつでもあります。
受賞された発表と誤記載してしまった発表がいろいろ似ていた
どの論文が受賞するかGALAパーティまでわからないので、超速報をアップするために前日までに細かい準備をしています。口頭発表についてはすべての発表をリスト化して発表番号をつけて即座に対応できるようにしています。それが今回の失敗のもとで、受賞された方と誤記載した方が同じ会社の方で、お名前が日本人の私がパッとみた感じで識別しにくく、さらに今回受賞された研究の発表番号が「886」、誤記載した発表番号が「688」と、いろいろな偶然の重なりがあったのです。
掲載後もいろいろ気づくチャンスがあったのに逃してしまった
BasicとAppliedの発表直後に、横におられた神戸大学の辻野義雄先生に「今年は2題とも頭髪関係ですね~」と自ら話していたのに・・・ さらに掲載の翌朝、神田先生から「このBasicの受賞論文、Appliedみたいな研究だね?」と言われたのに気がつかず。後悔先に立たたず!!です。
それで結果的に本日の朝10時ごろに、マツモト交商の方からメールをいただき、間違いに気がついたのです。マツモト交商さま、ご指摘ありがとうございました。情報を提供する身として、今後、こんなケアレスな失敗を起こさないように致しますので、今回のことはご容赦いただきますようお願い申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。(南野美紀)