トピックス2026.08.08
IFSCC 2026 パース大会のプログラムが発表されました
9月28日から、オーストラリアの西海岸パースで開催される2026年のIFSCC Congressまで、あと一か月半となりました。今月末にはポスターの提出期限が迫っているので、ポスター発表の方も最終追い込み中だと思います。
先月末にIFSCC 2026の口頭発表のプログラムが発表されたので、本日は、今年の口頭発表の状況をご紹介します。 口頭発表のプログラムはコチラ➡IFSCC 2026 Full Schedule
■企業国籍別の口頭発表数
現在発表されている口頭発表プログラムでは、タイトルと発表者、そしてその発表者が属する企業名だけが公表されており、発表者がどの国に所属するかの記載がありません。たとえばロレアルや資生堂などのグローバルに研究拠点を持っている会社では、日本やフランスや中国に研究拠点があり、どこの国の研究員の発表であるかは、現時点ではわからない状態です。つまり、このグラフは企業の本社がある国別の集計です。
パース大会での口頭発表は全部で76報で、最も発表数が多いのは韓国企業の17報、次いで中国企業の16報、日本は3位の11報で、この3国で口頭発表の約6割を占めています。アジア・オーストラリアが属するIFSCCのゾーン2だけで50報の口頭発表が予定されており、地理的なこともあるのだとは思いますが、Zone1のヨーロッパ、Zone3の北南米からの口頭発表が極度に少ないのが気になります。Congressが毎年開催になったことや、世界情勢の変化によるコストアップの影響もあるのかしら???と思ったりします。
■口頭発表数の多い企業ランキング(2報以上の口頭発表する企業)
口頭発表の数が最も多い企業は、昨年IFSCC Awardを受賞した韓国のコスマックスで10報の発表が予定されています。次いで資生堂が8報です。例年発表数の多いフランスのロレアルは3報にとどまっており、その中の1報はロレアルジャパンからの発表と思われます。
■日本・韓国・中国からの口頭発表企業リスト
日本企業の口頭発表は前述の資生堂が8報、日本メナードが2報、ロート製薬が1報の合計13報です。
韓国はコスマックスの他、LGが3報、老舗のアモーレパシフィックとOEMの韓国コルマーが各々2報です。特に目を引くのが中国で、13社から口頭発表がされる予定で、どのような発表がされるのか楽しみです。
我々は、今年もパース大会に参加し、口頭発表とポスター発表をしっかり聴いてきます。
そして10月30日(金)13時から、受賞作の詳細の解説とIFSCCから読み取れる研究トレンドについて、樟蔭美科学研究所と一般社団法人 化粧品価値創出コンソーシアム(GABI)の共催で無料Webinarを実施しますので、お楽しみに!無料Webinarのご案内は、このブログでも改めてご案内しますので、取り急ぎ、日程確保をお願いします。(南野美紀・神田不二宏)