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化粧品製剤科学研究室
研究室
からのお知らせ

Prof コラム2025.09.08

マレーシアの化粧品研究者の方々とディスカッション

こんにちは。

化粧品製剤科学研究室の渡辺です。

 

今年の夏は学会活動三昧でした。

  • 7月26日:関西コロイド界面科学セミナー(同志社大学)

4年生と大学院生の合計7名がポスター発表を行いました。

  • 8月20~23日:第10回アジアコロイド界面科学会(ACCIS@ソウル)

招待講演を行いました。大学院生3名とスタッフ2名(竹石講師・浅野助手)がポスター発表を行いました。

  • 9月3~5日:日本油化学会第43回年会(@長野)

プログラム委員業務を行いました。浅野助手が口頭発表を行いました。

 

もっとも思い出に残ったのは東南アジアの地での講演です。

  • 8月12~14日:マレーシア化粧品工業会技術会議(クアラルンプール)

 

基調講演として乳化技術に関してレクチャーしました。

 

マレーシア化粧品技術者会会長のMs. Toe(トー)が会議開始にあたって思い切り参加者の期待レベルを上げる挨拶をしたので、とても照れ臭く緊張度も高まったのですが、何とか2時間の講演をやり切りました。

英語はノンネイティブとしては得意な方と思っているのですが、2時間英語で話しまくったのは初めてでしたので、正直しんどかったです(笑)。

ですが、驚いたのはその後です。

 

休憩時間も会議終了後も列をなして質問攻めです。

マレーシアの産業は類似の宗教圏(イスラム教、ヒンドゥー教)であるインドネシア、インドなども経済活動の範囲としているようです。

また、それらの国々の中でも優等生で尊敬を集める存在のようです。

化粧品産業も順調に伸びており、研究者は学ぶ意欲に満ち満ち溢れています!

このままいったら日本の化粧品産業に肉薄してくるのではないか、と感じてしまうほどの熱気でした。

 

講演終了後の夕飯には、オモテナシに甘えてマレー料理をいただきました。

マレーシア化粧品技術者会の方々の歓迎が凄くて恐縮です。

再会を約束してマレーシアを後にしました。

中央が筆者

手前左側の女性がMs. Toe

 

(化粧品製剤科学研究室 教授)