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Cosmetic Science

客員教授からの
お知らせ

トピックス2022.01.13

【講演告知】2月8日(火) 顔学オンラインサロンで、ポストコロナの化粧品市場について議論をしましょう!

菅沼薫先生が会長を務めておられる日本顔学会では、コロナ禍の中、Web会議サービスのZoomを使った様々な活動を積極的に行っておられます。そのひとつが、20205月から始められた「顔学オンラインサロン」です。顔に関心のある方に、もしかしたら役に立つかもしれない情報の紹介と、それを肴に語り合うことを目的として、平日の夜8時から始まる気軽に参加できるイベントを続けておられます。

米澤泉先生の最新著書

先日開催された第31回のサロンでは、甲南女子大学の米澤泉先生が『奥行きをなくした顔の時代―リモート顔とマスク顔の間で―』というテーマでとても興味深いお話しをしていただきました。その中で、コロナ前から始まっていた『外見至上主義(ルッキズム)への反発』がコロナ禍の自粛によるリモート活動やデジタルイメージの活用拡大等により加速していることが指摘され、「これまで顔に意味を求めすぎていたのではないか?」という考え方が現実味を帯びてきたというお話しがありました。実際、化粧品業界もコロナ禍で長引く自粛生活により、これまでにない消費者の行動変化と価値観の変化をもたらしていて、それが米澤先生がお話しされた世間の美に関する考え方の変化にも関わっている気がして、とても考えさせられました。時代はどんどん変わっているのです!

 この米澤先生の問題提議に対して、外見を良く見せることを目的としている化粧品の側面からいろいろ議論したいと思い、28日(火)20時から開催される、次回の第32回サロンで、南野が、『化粧品の新時代がやってくるコロナが変えた日本の化粧品市場』をテーマにお話しさせていただくことになりました。近代の日本の化粧品業界がこれまで経験をしたことのない急激な化粧品市場の変化を様々な角度から紐解き、アフターコロナの化粧品新時代を皆様とともに考える場にしたいと思っていますので、是非ともご参加ください。

32回 顔学オンラインサロン 詳細と参加申込はこちらから

会員でなくても参加できますので、夕食後のひととき、お付き合いいただければ嬉しいです。(南野美紀)