トピックス2022.08.09
フォーラム顔学2022の見どころ!聴きどころ!
今月の顔学オンラインサロンは、9/17-18に開催される第27回日本顔学会大会「フォーラム顔学2022」について、大会長で実行委員長の林 純一郎先生(香川大学)にお話しいただきました。会場となる香川大学は、香川県高松市にあります。コロナ禍のため、対面/オンラインのどちらになってもいいように準備いただいています。開催2日間に、口頭発表24題、ポスター発表15題、作品展示4点、企業展示3社があります。口頭発表は「顔の画像処理」、「顔の測定と工学」「顔の知覚と認知」、「顔の医学・形態・色彩」と4部門あります。詳しいプログラムはホームページをご覧ください。
また、特別講演には、『四国の岩石の顔であるサヌカイトについて』寺林 優先生(香川大学)にお願いしています。新学術領域「顔身体学」特別企画シンポジウム『マスク顔の今後の影響』も合わせて開催されます。今回も顔に関する興味深い発表、講演、シンポジウムが行われます。
とくに、化粧品学に興味がある方にお勧めは、「アイラインモデルの長さと厚さをともに変化させたときの魅力的なアイライン」、「肌の色ムラと皮膚内部構造との関連」、「ミドルエイジ男性における眉形状と見た目印象の関連性」、「唇の見えにおける無色グロスの影響」などの発表もあります。
申込み締切りは8/19ですので、早めにお申し込みください。
なお、日本顔学会会長として私も開会挨拶をします。
【客員教授 菅沼 薫】
■次回のオンラインサロンご案内
日時:2022年9月6日(火)20時から(1時間半程度を予定)
テーマ:顔と魅力: 魅力判断における視覚情報の統合
話題提供:三枝 千尋(花王株式会社 感覚科学研究所)
趣旨: 私たちは人とすれ違う一瞬の間に、相手の顔から様々な情報を読み取っています。魅力もその一つですが、ごくわずかな時間のうちにどのような情報を抽出し、魅力を感じているのでしょうか?魅力の知覚における視覚情報の統合について、これまでに実施してきた研究知見をご紹介し、情報が統合される過程について議論します。
「顔学オンラインサロン」は、毎月1回火曜日の夜20時から90分、オンラインZoomで開かれています。日本顔学会の会員でなくても無料で参加できます。「顔」に関する様々な話題提供者の話を視聴したあと、参加者同士気軽に意見交換することができます。みなさまもぜひご参加ください。
第27回日本顔学会大会「フォーラム2022」のホームページ