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客員教授からの
お知らせ

トピックス2022.09.21

IFSCC2022ロンドン大会 1日目 無事終了

IFSCC2022ロンドン大会の1日目が終了して現地レポートが集まってきました。英国協会もいろいろ頑張っているようですが、国葬もあり、準備情報が十分伝わってこないまま走り出していて、日本人参加者も右往左往という感じのようです。こちらに伝わってきた1日目の情報をまとめてお知らせします。

 コングレスバック
IFSCC2022のコングレスバックの中身の写真を送ってもらいました。バックは肩掛けタイプ。ブルーの色がお上品で、まあまあ・・・という感じですね。中身ですが、なぜか扇子が・・・これは来年のバルセロナ大会のプロモーショングッズ。2020年の日本大会用にSCCJで作った紙の扇子より日本ぽいという謎❣それとイギリスらしい缶入りのビスケット。この缶はオルゴールになっているそうです。
しかし・・・あと普通入っているProceedings(フルペーパーを収めたもの)が見当たらない・・・これまではUSBが入っているのが定番だったのですが、もうUSBの時代でもないのですね。サイトにはProceedingsがダウンロードできそうなアイコンもあるのですが、“This Page is coming soon …”の表示だけで見えない。う~ん・・・いつ見えるのか・・・

■Dr. Ezure の Keynote Lecture (基調講演)
1日目の午後最初の基調講演には、IFSCC Congress Award を4回も受賞しているレジェンド江連智暢さん(資生堂)が登場!これまでの革新的な研究成果に、新たな動画も加えて世界の研究者にレクチャーされました。進化した動画が会場に流れると「ヒュー ヒュー」という歓声が上がったそうです。会場は立ち見の方も出て大盛況。12月のSCCJ主催の国内報告会でお話ししてくださらないのかな???と密かに期待しています。

■ポスター発表
今年のポスター発表は、「紙媒体を使わない発表」ということでポスターのデータのみの送付だったので、発表者は「いったいどんな発表になるのか???」という不安を抱えながら日本を出発されました。現地からの報告によると、縦型の大型モニターがぽつんぽつんと並んだお部屋が3つくらいあり、そのモニターからセッション時間中のポスターが自由に見られる仕組みのようです。ただセッションに割り当てられたポスター数よりモニターは少なく、どうする??という感じのようです。その中でも、自分たちのポスター発表をされ、しっかり議論された方も結構おられたようで、現場で最適化が行われている様子です。

■ポスタービデオ
今回ポスター発表者は、ポスター作成以外に発表内容を紹介する数分のショートビデオを提出しても良いということになっていました。なので、サイトにもPoster Videosというアイコンがつくられており、クリックしてみるとビデオがアップされていました。でもこれで全部???あれ?ビデオ作って送ったと言っていた人のがない~!という状況です。どういうルールでアップされているかもわからずです。左肩にあるID番号はポスター番号のようで、番号の小さいものから順番に並んでいます。本日以降のポスター発表の分がアップロードされているような???気がします。ポスターのプログラムとも連動してないので超~探しにくい!!!気を取り直してビデオを見てみると、1分程度の人もいれば10分越えの人もいて、それぞれの人の個性が出ていて面白いです。

史上初のハイブリッド開催で英国協会もバタバタしているものの、多少の不都合に目をつぶれば1日目は無事終了した様子です。2日目もそろそろ始まる時間。またリポートします(^^)/ (南野美紀・神田不二宏)