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Cosmetic Science

客員教授からの
お知らせ

化粧品研究日記2023.01.07

日本の化粧水の歴史

日本における化粧水の歴史は古く、11世紀頃に成立した『枕草子』には「菊の露」の記述があり、9月9日の祝日「重陽の節句」の前夜に菊の花を綿で覆い、朝に綿に浸した菊の露で肌を清めると延命できるとされていました。

江戸時代には、ヘチマから抽出したヘチマ水が美肌になると評判になり、江戸城大奥に献上されるようになりました。 「浮世風呂」などで有名な劇作家の式亭三馬は、執筆のかたわら薬店を開き、自作の化粧水「江戸の水」を売り出しました。 白粉を肌に付着させやすくし、化粧を崩れにくくするために使用するものです。 白粉を塗りやすくし、化粧崩れを防ぐことができるため、大変な人気となりました。

 

化粧をする前に肌を整えるために使われていたことは、       

現在の化粧水にも当てはまるかもしれませんね!