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Cosmetic Science

客員教授からの
お知らせ

トピックス2023.06.18

南野美紀 国際学会での発表実践対策講座「IFSCC 発表者の集い」で講演しました

615日に品川きゅりあんで開催された日本化粧品技術者会(SCCJ)の国際学会での発表実践対策講座「IFSCC 発表者の集い」 で、IFSCC Congress 2023バルセロナ大会に向けて「英語プレゼンのコツ」について講演をしました。

この「集い」は、かつて神田先生と私が提案し、SCCJ国際委員会の主催で2016年から始まったイベントで、IFSCC大会での発表を予定している方を対象として、世界の舞台でご自分の研究を自信を持って発表してもらえるように、そして世界中の化粧品技術者と積極的に交流して欲しいという想いを込めて始めたものです。さらにこの「集い」は、日本人の参加者同士の交流を後押しする役目も担っていて、参加者の満足度の高いイベントです。今回、コロナ禍で中断していたので4年ぶりの開催となり、40名近い方に参加していただきました。

最初に、現在IFSCC日本代表理事を務めておられる資生堂の関根知子さんからIFSCCの組織と活動についての説明、そして続いて私からIFSCC Congress 2023バルセロナ大会に向けて「IFSCC Congress とは?」、魅力的な発表にするための「英語プレゼンテーションのコツ(口頭発表/ポスター発表)」、そして実際にIFSCC Congressに参加する際の現地での注意事項、そして帰国してからやることについて、約1時間にわたってお話をさせていただきました。参加者の皆様のお役にたてば良いのですが・・・

今年は、ポスター発表は600報近くあり、現地では各自のタブレットで閲覧できるようになるようで、これまで学会初日に所定の位置に貼ればよかったポスターの締め切りが7月15日に設定されています。埋もれがちなポスターをたくさんの参加者がしっかり見られるようになるので良い取り組みだと思います。なので、ポスター発表をされる皆様、提出期限までに頑張って仕上げてください。1989年のカンヌ大会からほぼ毎回IFSCC大会に参加している私は、世界中からバルセロナに集まる化粧品研究の中に身を置ける日が待ち遠しくてウズウズしています。(南野美紀)