閉じる

Cosmetic Science最新のトピック

客員教授からの
お知らせ

トピックス2023.09.17

IFSCC2023番外編:バルセロナで見つけた素敵なもの

バルセロナから神田先生と共に学会の様子をご報告してきましたが、今日は、バルセロナで見つけた素敵なモノをご紹介します。

■エコなゴミ箱

まず最初は、ゴミ箱。写真は会場のトイレの横に置いてあった紙製のごみ箱です。
今回IFSCCが開催された会議場のごみ箱すべてが紙製でした。下の箱は共通で、ゴミの種類によりそれぞれに蓋の色が違っていて、わかりやすく、可愛かったので思わず写真に収めました。分別も細かく、waste (リサイクルできないゴミ) paper(紙)、plastics(プラスティック)、organics(生ごみ?) metal(金属)、 glass(ガラス)にわかれていました。

トイレ前の黄色の明るくきれいな壁ともマッチする素敵な色合いで、さすがガウディを生んだスペインの色合い!と思いました。


■可愛すぎるオリーブオイルのパウチ
学会のランチのビュッフェに置いてあったオリーブオイルとヴィネガーのパウチ(個別包装)が、機能的にもデザイン的にもすぐれものでした。オリーブオイルが入っているところが、オリーブの形をした立体的な構造で、そこに14Lのオリーブオイルが入っています。封を切るとオイルが出る部分が細くてぽたぽたと良い感じで出てきます。そのまま机に置いても、中味が出てくることはなくとても使いやすい容器でした。ちょっとしたものでも、可愛さと機能性を兼ね備えているところに感動しました。

 

■シェアサイクル
日本でも普及しているシェアサイクル。バルセロナでもいろいろな場所にシェアサイクルのスタンドがありました。バルセロナで導入されているシェアサイクル「Bicing(ビシング)」は、行政一体となって運用されていて、観光客は使えないのですが、シェアサイクル事業の成功例として世界的に有名です。日本との違いは・・・ステーションには決まった台数しか置けないようになっており、空きがないと返却できない仕組みです。また、混雑緩和を目的にした住人向けのサービスだけあって、自転車通行道の整備が進んでいて、自動車の通行道の中央に2車線の自転車道が設置されている場所(写真撮るの忘れました・・・無念)もあり、自動車、自転車、歩行者の分離が進んでいました。私の住んでいる大阪市内でもシェアサイクルやキックボード置き場がたくさんできていますが、乱雑で・・・、自転車通行道もできていますが、車道の左側にあるので車が止まっていたり、自転車が平気で逆行していたりで、とても危なく・・・日本は行政と事業者との連携が良くない気がするなぁ・・・。

ガウディやピカソ、ダリといった芸術家を多く輩出してきたスペイン。美と機能性を備えるスペイン文化は、いろいろな刺激を与えてくれました(南野美紀)。

 【IFSCC 2023関連のブログ】
2023.09.13
第33回国際化粧品技術者会連盟世界大会(33rd IFSCC Congress)で日本復活!!

2023.09.08
超!【速報】IFSCC 2023のAward受賞が発表されました

2023.09.06
IFSCC2023 バルセロナ大会 1日目無事終了:渡辺啓先生の研究が口頭発表されました!

2023.09.05
南野美紀がIFSCC 2023オープニングセレモニーで「IFSCCフェロー」の称号をいただきました。

2023.09.02
IFSCC2023バルセロナ大会、いよいよ来週から開催です!

2023.08.10
IFSCC 2023 Congress Barcelona の口頭発表のプログラムが発表になりました