トピックス2024.06.18
「顔学オンラインサロン報告」
Zoom席描き似顔絵 第2回似顔絵バトル
これまで描いてもらった私(菅沼薫)の似顔絵もお見せします!
6月4日の顔学オンラインサロンは、「第2回似顔絵バトル」でした。斎藤忍氏の進行により、顔学会会員の似顔絵作家(宇田川のり子さん、中野英明さん、中村剛さん、吉村まゆみさん、宮永美知代さん、松永伸子さん、麻生りりこさん)に、オンラインの場で席描き似顔絵を描いてもらう趣向です。希望された参加者の似顔絵は、それぞれ10分ほどの制作時間で仕上げてもらいます。その合間に、これまでに描いてもらった私も含めた歴代会長が似顔絵を披露しました。
なお、顔学オンラインサロンの様子は、さらに追加で似顔絵作家4名(大岡立さん、斎藤忍さん、阪西明子さん、橋本憲一郎さん)が制作した似顔絵も合わせて、顔学会ニューズレターサイトに掲載されています。いずれも力作ばかりで、楽しい出来栄えですので、こちらのサイトもどうぞご覧ください。
そして、次回のサロン(7月9日)は、花王株式会社スキンケア研究所の平あき津研究員に話題提供いただきます。「顔」の印象認知に関する題材を中心にご紹介いただきます。
次回も新しい発見があると思います。ご期待ください。
図1 サロン風景 馬場先生の似顔絵を披露
図2 「菅沼薫がこれまでに描いてもらった似顔絵お見せします!」
【客員教授 菅沼 薫】
【顔学オンラインサロン(第59回)のお知らせ】
2024年7月の顔学オンラインサロン(7月9日)は、花王株式会社 スキンケア研究所の平あき津研究員に話題提供いただきます。平さんは、顔印象の認知に関する基礎研究や、感性工学に基づく化粧品開発に従事されており、今回は、ご自身が長年研究調査されている「顔」の印象認知に関する題材を中心にご紹介いただきます。「顔」に対する意識を変えるかもしれない、科学的な視点での興味深い研究のお話が伺えると思いますので、是非、ご参集ください。
顔学オンラインサロンは夕食後に気軽に、顔そして顔学について語り合う場にしたいと思っております。非会員の方の参加も歓迎します。
【日時など】
日時:2024年7月9日(火)20時から(1時間半程度を予定)
会場:Zoomというオンライン会議システムを用いておこないます。
【話題提供】
テーマ:『顔の印象認知に関する研究 -美容における多様性の理解に向けて-』
話題提供: 平 あき津(花王株式会社 スキンケア研究所)
趣旨:顔の印象が「若々しく見える」ことと、「年齢が若く見える」ことは同じ意味でしょうか。また、シワは、加齢によって生じる変化のひとつですが、シワがあるとやはり若々しく見えないのでしょうか。実は、どちらに関しても、必ずしもそうであるとは言えません。見た目年齢を気にせずとも若々しい印象を作ることは可能ですし、顔の全てのシワを軽減しなければならないわけではありません。これらは、感性工学的なアプローチにより、顔の印象認知の仕組みを研究することによって明らかになりました。こういった知見は、美の定義を多様化することに繋がると考えられます。我々は、現代社会において求められている多様性の理解および受容を、美容の側面から後押しできないかと考え、このような研究を行ってきました。当日は、若々しさに関する研究に加え、最近行った男性顔の印象に関する研究についてもご紹介したいと思います。
【顔学オンラインサロン申込み】