トピックス2025.12.11
SCCJ第3回学術大会で武庫女の化粧品研究が大注目を浴びました❣️
私が運営役員を務めている日本化粧品技術者会(SCCJ)の第3回学術大会が、12月8日〜10日にパシフィコ横浜ノースで開催されました。参加者1,386名と過去最高を記録し、活気ある議論が繰り広げられ、とても有意義な時間を過ごしました。
2会場に分かれて行われた口頭発表会場では、界面化学系や皮膚科学系、そしてAIを活用した新しい分野の研究が発表され、とても面白かったです。武庫女の平尾哲二先生と渡辺啓先生も質問され活発な議論を導かれていました。例年のことですが、2会場に分かれていたので、全部を聞けなかったのが残念でした。
武庫女からは口頭発表に2報選ばれ、2日目に教員の浅野ちひろ先生が、形成する曲率の違う界面活性剤を組み合わせてできるベシクルの異方性と等方性をビジュアルに観察できるレオオプティクス測定について発表され、多くの質問がでて活発な議論が繰り広げられました。
そして3日目には、渡辺啓先生のブログにも書かれているように、㊗️優秀学生発表賞㊗️を受賞された、大学院生の藤井もえさんの発表がありました。
いろいろな油を溶かし込めるスポンジ相をより活用しやすくするための研究ということもあり、たくさんの質問が出て、それに対して藤井さんはしっかりとお答えになっていました。「大学院1年生でここまでできるようになるのねー」と感心しました。若い人の成長は早い❣️
また会場では、私の授業を受けてくれた武庫女卒業生や在校生にも呼び止めてもらい、とても嬉しかったです。
来年も武庫女健康生命薬科学科から、化粧品業界に刺激を与える研究発表をしてもらいたいですし、さらに化粧品業界にいる卒業生からの発表も期待しています。渡辺先生には、「いつか学生さんにIFSCCで発表してくださ~い!」とお願いしていています。
化粧品業界の皆様!これからの武庫女の飛躍も期待していてくださいね!(南野美紀)