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Cosmetic Science最新のトピック

客員教授からの
お知らせ

トピックス2026.02.17

恐るべし!生成AIの守備範囲!!

ジェミニやChatGPTなどの各種生成AIはインターネット上のあらゆる情報にアクセスしていると言われています。そうは言ってもインターネット上の全ての情報というと私にはその規模感すらイメージできないほど膨大ですから、本当なのかな?と常々思っていました。ある基準に基づいて限定されたサイトのみアクセスしているのではないかと勝手に想像していたのです。そうしたところ、先日、「生成AIは本当にインターネットの隅々まで見てるんだなあ」と感心かつ驚愕する事案に遭遇しましたので、本日は、その体験をご紹介します。

私は本学の客員教授の傍らコンサルをしていて、色々な相談事をお受けしています。その中で「アップサイクル技術を用いた原料開発をしたいという」というご質問を受けました。そのときに、米国の化粧品誌Cosmetics & Toiletriesの電子版上でプラスティック廃棄物より石鹸を生成するアップサイクル技術を開発した米国のどこかの大学の記事を目にしたことを思い出したのですが、その時はその大学名が思い出せませんでした。ご相談いただいた方には、調べて後日返答することを約束して、早速その大学名を調べることにしました。その時に頼ったのが、ChatGPT先生(笑)です。

ChatGPTが教えてくれた回答は米国のバージニア工科大学でした。そうだったと記憶が蘇ったのと同時に、ChatGPTが引用した資料の正体に愕然としました。それはなんと!私が20231014日に本ブログに投稿した「プラスチック廃棄物から石鹸を作る!? 新しいアップサイクル技術」のコンテンツそのものだったのです!!それを知った瞬間、投稿したこと自体を忘れていた自分を情けなく感じましたが、それ以上に、この「客員教授からのお知らせ」の記事ですら、しっかり検索対象にしていること、即ち生成AIは文字通りインターネットの隅から隅まできっちり目を通していることが判明し、本当に驚きました。我々が発信しているコンテンツは常に人だけでなく、生成AIにも注目して貰えていることを嬉しく思うとともに、発信内容の適切性には常に責任を持たないとならないことを痛切に感じました。(神田不二宏)