トピックス2020.10.13
第25回日本顔学会大会「フォーラム顔学2020」が開催されました。
10/3‐4に「フォーラム顔学2020」が初オンライン(同時配信)で開催されました。今回はこの学会にについてご紹介です。
初日は、日本顔学会会長でもある菅沼薫客員教授のあいさつから始まりました。口頭発表は「顔の表現」4題、「顔の印象と魅力」6題、「顔と高額」5題、「顔とコミュニケーション」5題、ポスター発表は11題、作品展示は7題と多くの発表がされました。登録者は500名を超えて、質疑応答も活発に行われました。
また、特別講演にはNHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」のCG制作チームを束ねているNHKアートの林伸彦さんから、番組制作の苦労やCG制作の技術的なお話をしていただきました。
興味深かった発表は、似顔絵を科学する、眉の太さと景気の相関、シワが対人印象にもたらす影響、男性のコンシーラー使用による見た目の肌質と顔印象への影響、パンダがかわいいのはなぜか、シンポジウム「顔学のトレンドを探る」などですが、ほかにも多彩な発表があって、あっという間の2日間でした。
フォーラム顔学は毎年1回開催されており、来年も開催されます。化粧学、心理学、美術、文化、芸術、画像処理技術など、顔をテーマにした研究や作品ならだれでも発表することができます。来年はみなさんも参加されませんか?様々な分野の人と交流することで、新しい発想や研究のヒントを得ることが出来ることでしょう。