トピックス2020.11.04
「1秒間に4cmのゆっくりスピードが心を癒やす」
10月24日に行われた日本ヘルスプロモーション理学療法学会で、谷先生が「高齢者のヘルスプロモーション」というテーマで教育講演を行いました。
看護の「看」の字は、手で触れて見ることから始まりました。ロボットや機器測定による数字データーも大切ですが、人間として欠かせない「触れるケア」のポイントは、「ゆっくり・やさしく包み込むように」。特に1秒間に4~5cmのスピードが、心を和ませ、オキシトシンの分泌を促します。
*オキシトシンとは、親が子をいたわるように、人に対する愛情や優しさを生み出すホルモン。
また、フェイシャルケアやメーキャップ、ハンドマッサージ、フットマッサージなどのトリートメントが、睡眠やウツの改善につながる「心と体の美容療法」であることを講演しました。
以下はその講演の際に使用されたスライドです。これらスキンケアやメイキャップによる心身への効果が示されています。