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Cosmetic Science

化粧品科学研究室
研究室からの
お知らせ

Prof コラム2024.02.27

MUKOJO+MORE 講義「発展化粧品学」

武庫川女子大学薬学部には2つの学科があます。1つは化粧品科学研究室が所属する4年制の「健康生命薬科学科」、もう1つは薬剤師を目指す6年制の「薬学科」です。我々は主に健康生命薬科学科の講義を担当していますが、薬学科講義を担当することもあります。今回は、その1つである「発展化粧品学」をご紹介します。この講義は、「コンピテンシーアップ」と「リテラシーアップ」を目的とする正課外教育「MUKOJO+MORE」(ムコジョ プラスモア)の一環です。今後、幅広い活躍が期待される薬剤師を目指す学生の知識の幅広げのために、第一線で活躍する講師の先生方をお招きして、次の3項目について実践を交えて学びました。

① アザや傷、やけどの跡などを化粧で覆い隠すだけではなく、心理的にケアする「カモフラージュメイク」(メディカルメイクアップ アソシエーション事務局長 小井塚千加子先生)

② 統合医療や多職種連携による地域医療の観点からの「鍼灸」(芦屋楓鍼灸院 院長 宮川永治先生

③ がん治療の副作用による外見変化に対するケアであるアピアランスケアなどの「化粧療法」(武庫川女子大学客員教授、日本介護美容セラピスト協会代表理事 谷都美子先生)

座学では新しい知識を吸収し、実践では皆さん笑顔も多く、楽しみながら学びを深めました。「薬剤師の仕事の中での活用をイメージできた」との感想が多くありました。

このように、武庫女では薬学部ならではの実践に基づく化粧品教育を行っています。化粧品に興味を持つ高校生の皆さん!ぜひオープンキャンパスに気軽に遊びに来てくださいね。次回オープンキャンパスは3月23日、化粧品科学研究室のラボ見学も実施予定です☆(仁木)