トピックス2022.04.20
化粧品開発論 2022 の授業が始まりました
健康生命薬科学科の3年生の化粧品開発論の授業が始まりました。昨年から開講になった実際に化粧品を企画するというこの授業は、武庫女 経営学部の神栄美穂准教授とのコラボ授業です。
昨年のブログにも書きましたが、美穂先生と私は神戸大学の社会人MBAコースの同窓生で、20年前からの知り合いです。お互いに仕事で忙しくしていて長らく会ってなかったのですが、2020年に武庫女に経営学部ができ美穂先生が准教授として赴任されて再会し、昨年から一緒に授業をしています。
15回の授業の流れは、化粧品を企画するために最低限知っておいてほしいマーケティングに関する授業しながら、まず課題として、ひとり最低1つは企画する商品に関するアイディアを出してもらい、それに対して受講者全員が「おもしろい」と思うアイディアに投票したあと、5〜6案に絞り込み、再度投票で班分けしてグループごとに企画を深めてもらうという授業です。8回目の授業で中間発表をしたあと、チームごとにアンケートを実施し、15回目の授業で最終プレゼンをして終了になります。
今年は経営学部でも美穂先生が並行して同様の授業を開始されているので、最後の学生さんのプレゼンを薬学部と経営学部の合同でできないか模索中です。我々業界に長く居る人間には思いつかないような、おもしろいアイディアが出てくることが今から楽しみです。思いついた「おもしろいアイディア」を「商品化しても良いのでは?」と思わせる企画に仕上げる過程を学生さんに体験してもらうことで、化粧品への理解がさらに深まるハズ!またいろいろご報告していきますのでお楽しみに。(南野美紀)