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客員教授からの
お知らせ

トピックス2026.09.15

東京理科大学オープンカレッジ講座 「化粧品とビジネスアライアンス」

毎年お引き受けしている東京理科大学オープンカレッジビジネス講座の1コマ「化粧品とビジネスアライアンス」の講義を8月29日(土)に行い、会場とオンライン参加を合わせ13名の方々に受講いただきました。

「オープンイノベーション」でない「イノベーション」は最近皆無ですし、業界内や異業種のパートナーとアライアンスを組んで仕事をすることも昨今当たり前となっていることを考えると、このあたりの用語解説や座学はもはや必要ないのではないかと考え、今回は大幅に端折りました。受講者の方々にとって最も興味深くかつ参考になるのがビジネスアライアンスの実例の紹介・解説であることは百も承知なのですが、残念ながら現在進行している案件に関してはどのようなプレーヤー間でコラボが行われているかの事実すらも極秘事項である場合が多いので、その内容が公になることは稀です。ただし、研究が一段落すれば、学会での発表または論文投稿という形態でその内容は開示されます。そこで、最近のIFSCC(国際化粧品技術者会連盟)の世界大会で発表された興味深い共同研究の技術の幾つかを読み込んだ上、その研究を構成する各々のプレーヤーがどのようなアライアンス活動を推進したのかを推察して紹介することを試みています。

受講者の方々への事後のアンケートの結果、私の講演は幸い概ね満足していただけたようで安堵しました。特に有益なアライアンスを推進する上でのスキルセットの一つとしての「技術の翻訳」がとても参考になったという意見をいただきましたので、その部分を来年は強化しようと考えています。(神田不二宏)