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Cosmetic Science

客員教授からの
お知らせ

トピックス2023.02.25

関西で化粧品関連のお仕事をしている女子が大集結!『関西コスメ女性の会』 開催報告

天皇誕生日の前日の222日の夕刻、関西の化粧品関連の企業や機関でお仕事をしている女子52名が集まって「関西コスメ女性の会」を開催しました。

この女性の会は、化粧品に関連するお仕事をしている女性有志が集まり20年以上前から不定期に開催している女子会で、会社に同世代の女子が少ないとか、同じ仕事をしている女子が少なく相談する人がいなとか、子育てと仕事の両立に奮闘している女子が情報交換しながら、「自分のペースで逞しく化粧品業界でお仕事を続けて会社や業界に貢献していこう!」という想いで始まった会です。コロナ前はだいたい毎年1回のペースで開催していましたが、20201月を最後に開催できていませんでした。コロナも落ち着いてきているので、そろそろということで、3年ぶりの開催となりました。

 52名の女子会!まず最初にくじ引きで席を決めて美味しいイタリアンを食べて、一息ついたところで、全員の自己紹介!所属会社機関ごとに出てきていただき、ひとりひとりの現在のお仕事、今日どんな方とお話ししたいか、そして10年後どんな技術者、研究者、営業者になっていたいかをお話ししてもらいました。

武庫女からも、化粧品科学研究室の准教授の仁木先生、助手の吉田先生、久保先生にご参加いただきました。仁木先生から、武庫女は化粧品関連の授業をたくさん準備していて、学び直しのために科目等履修生という制度で社会人の皆様にも受講していただけること、また武庫女も研究を頑張ってるので何かあったらご相談下さい!と宣伝をしていただきました。

全員の自己紹介が終了してから、席替えで大移動!デザートを食べながら、会話もはずみ気が付けば予定の3時間を大幅に超過してしまい10時半少し前にお開きとなりました。

 化粧品メーカー、OEM、企画会社、化粧品原料メーカーやディーラー、容器屋、学校など様々な会社・機関から、研究者、処方開発者、企画の方、営業の方、経営者の方など幅広い職種の方々が参加され、お互いの情報を交換しながら親交を深めていただけたようです。皆様の楽しそうな笑顔を見ていると、主催した世話役一同、「開催してよかったぁ」と嬉しい気持ちになりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

 私がこの業界に入ったときよりは随分改善されているものの、日本の化粧品業界は、まだまだ男性主導の社会。ジェンダー・ギャップがなかなか埋まらないのが現実ですが、これは化粧品業界だけの話ではなく、日本全体の問題!内閣府が発表している2022年のジェンダー・ギャップ指数(GGIでは、中国や韓国にもおいていかれた116位!「日本女子も日本男子も、もっとしっかり考えて進んでいきましょうよ~」っと思う今日この頃です。(南野美紀)